この記事では、
日本プロ野球のオールスターの在り方について、
以下の内容で記載しております。
1.オールスターでわいた疑問
2.オールスターの意義
3.侍ジャパン対NPB選抜
4.球宴記録
5.意見を寄せる
ざっくり要約すると、
【疑問】
近本選手のサイクルヒットと
古田さんのサイクルヒットは同価値でよいか疑問。
真剣度が薄いのではないか。
↓
【主張】
もはや、オールスターは真剣勝負の場ではないが、
興行としては必要。
でも、球宴記録の価値がうすれるのは残念。
↓
【提案】
今後は、
侍ジャパン VS NPB選抜や
出身地別東西対抗戦を行ってはどうか
↓
【反論】
結局球宴記録はどうする?
→別物として考えることができるため、
過去の偉大な記録はそのまま
↓
【行動】
現行のオールスターに疑問がある方は、
twitterにて#球宴で発信していこう!
といった話です。
内容にご意見いただけることは大変喜ばしいことではありますが、
その際は、最後まで読んでいただいてから、ご意見いただければ幸いです。
1.オールスターでわいた疑問
オールスター2019、第二戦は
阪神勢の大活躍により、セリーグが連敗を止め、
近本選手がMVPを獲得し、
幕を閉じました。
甲子園でのオールスターとして、
最高の結果になり、
現地は大いに盛り上がったのだと思います。
私も東京ドームに参加し、
とても盛り上がるのを肌で感じることができました。
オールスターは
興行として、今年度も大成功ですし、
ファンも満足し、
わたくし、個人的にも
すごく面白いものになりました。
まず、前提にしておきたいのは
近本選手のサイクルヒットはすごいことですし、
長打を含めた5安打を放っており、
MVPに値する活躍だと思っています。
しかし、スリーベースヒットの映像を見て、
ある疑問がわきました。
このスリーベースヒットは、
雰囲気により作り出されたものではないか。
これを、歴史上、球宴唯一であった、
古田氏のサイクルヒットと同価値としてよいのか。
この疑問の理由として、
古田氏がオールスターで記録を発生した際には、
まだ、実力のパリーグと人気のセリーグという構図の
真剣勝負の雰囲気が残っていたのではないか、
と考えたことです。
その真剣勝負の中で、達成した記録と今回の記録を同価値としてよいか、
疑問がわきました。
解説者やOBの方にとって、
歴代記録を持っているというのは、
個人の強みになり、仕事を得るうえでの
一種のステータスになるかと思います。
そのステータスが揺らいでしまってよいのか、
歴代記録と、現在の記録を同一視してしまってよいのか。
この疑問を突き詰めていくと
オールスターの意義は何なのか、
そういった疑問につながりました。
2.オールスターの意義
今回、私は近本選手のスリーベースにより、
オールスターの意義について、考えだしましたが、
これまでも同様の意見は
さまざまな場所で発生していたと思います。
贔屓チームの勝ち負けがすべてだから、
贔屓チームの選手に出場すらしてほしくない。
2試合もいらない。
試合数が多い分、選手が多すぎて、
価値を見出せない。
交流戦により、
リーグを超えた対戦の新鮮味がない。
こういった意見をまとめて考えたときに、
オールスターの意義としては大きく
以下、2点と考えています。
1)トッププレイヤーが集うため、
選手間同士の交流になり、リーグ全体の技術レベルの向上につながる
2)NPBの収益の面や、現地のファン目線でも、興行としては成功している
この2点があるため、
オールスター戦、またはそれに近しいエクストラゲームの意義は
揺らぎません。
ただし、現在の形式のまま、行ってしまうと、
歴代記録の価値が薄れてしまいます。
そこで、次の提案です。
3.侍ジャパン vs NPB選抜
オールスターの意義である、
選手交流、興行面のメリットを引き継いだ
エクストラゲームとして、
1)侍ジャパン vs NPB選抜
2)出身地別東西対抗戦
を復活させ、オールスターの時期にオールスターの代わりに開催すること、
これが私の提案です。
どちらも過去に行っていることがある試合です。
侍ジャパン vs NPB選抜に関しては、
侍ジャパン(創設前は日本代表)の強化試合として、
数多く行われていたかと思います。
その中でも特別、記憶に残っているのは、
北京オリンピック日本代表 vs セリーグ選抜の試合です。
当時、セリーグ選抜の監督は原監督でした。
原監督の
北京オリンピック日本代表の星野監督に対して
全力で挑み、若いチームを鼓舞する姿が
とても印象に残っており、
観戦する立場としてはとても面白い試みでした。
また、出身地別東西対抗戦に関しては、
複数年にわたって行われております。
(甲子園経験者 vs 甲子園未経験者なんてのもあり、はすごいですね。)
過去に行われた出身地別東西対抗戦は
11月に開催されていたこともあり、
過去のオールスターの真剣勝負と違い、
現在のオールスターのような、ユーモアあふれる雰囲気だったと
記憶しています。
どちらの試合も特色が異なりますが、
オールスターの意義を引き継ぎ、
別の形式として、開催できることが可能な試合だと思います。
現在のオールスターではなく、
上記の試合を提案することで何が変わるか。
それを以下でご説明します。
4.球宴記録
侍ジャパン vs NPB選抜や、出身地別東西対抗戦を
オールスターの代わりとすることで、
前述した球宴記録の意義はどうなるか。
それは、今後も歴史上の記録として残ることになります。
別形式の試合が行われるということは、
別ページの歴史が追加されていくということです。
そのため、これまで真剣勝負の中で達成された記録に関しては、
輝かしい記録として残っていきます。
そのうえで、オールスターのメリットを引き継ぐことができるのが、
侍ジャパン vs NPB選抜や、出身地別東西対抗戦といった
試合の開催です。
5.意見を寄せる
つらつらと個人の意見を記載させてもらいましたが、
ここまで読んでいただいた方には
同意していただくか、他の意見を持っているか
そういった個人の考えがあるかと思います。
私が最後に伝えたいのは、
そういった意見をしっかり、
NPBに伝えていき、今後の発展につなげていくことを
大切にしたいということです。
今回のオールスターに関しての意見では、
以下の方法で伝えていくことが可能です。
2)twitterにて#球宴でツイート
現在NPBという団体は、
転換期にあると思います。
チームの戦略や分析方法がIT可し、
放送や情報の伝達がテレビや新聞から、
PCやスマホに移行してきています。
その中で、NPBのサイトは
長い間、右端がスカスカのままの
歴史を感じる形となっていました。
しかし、近年、サイトも整理され、
最新情報が更新されるようになり、
活動に力を入れているのが、
伝わってくるようになりました。
IT会社の楽天やDeNAが新規の親会社として参入した様に、
新しい波はNPBに入ってくるようになっています。
その中で、私たちファンができることは、
意見を伝えていくことです。
変わろうとしている、NPBに、
自ら意見を発信していくことで、
ファンの意見を伝えていき、
更なる日本プロ野球の発展につながっていければ
いいなと考えております。
どんな意見でもよいです。
考えていることがある方は、
どんどん、NPBに意見を伝えていきましょう。
この記事で実際に
行動を起こしていただければ幸いです。
また、オールスターの方向性について、
ご意見があれば、
コメント残していただけると幸いです。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。