2019/6/22
9回裏、ツーアウト、2塁。
1打サヨナラのチャンス。
打席には、二日前にサヨナラのタイムリーを放っている大和選手が、向かいます。
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試合は今永投手の好投と、
神里選手、ロペス選手のホームランで
優位に進めていました。
しかし、6回表、島内選手のホームランと、
筒香選手を襲う、タイムリーツーベースで同点に。
その後は、自慢の救援陣で、
勝ち越しを許さず、試合は膠着状態。
同点のまま、向かえる9回裏の攻撃。
スタジアムには、
100万人来場の最速記録をつくった
満員の観衆による、
「熱き星たちよ」の大合唱。
そして、
サヨナラホームランを期待する
声援にかこまれて、
筒香選手が打席に向かいます。
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初級打ちを考慮しおくらせたファンファーレを、
最後まで聞くことなく、
凡退。
粘って出塁した宮崎選手に、
代走、石川内野手。
この試合、ホームランを放っている
ロペス選手にも、期待の声援。
惜しくもセカンドゴロに倒れますが、
ラミちゃんの名采配により、
サヨナラのランナーは2塁に進塁。
正直、私は、この時点では、
次打者が誰か意識はなく、
セカンドに進んだ石川選手を
撮影してました。
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そんな中、地鳴りのような歓声が、
スタジアムに響き渡ります。
「あ、そうか。」
この時点で、
誰が打席に向かっているか、
あきらかでした。
打席に向かう、
落ち着いた大和選手を追っていると、
予感めいた身震いのようなものを感じました。
そして、それは私だけでなく、
球場にいたベイスターズファン、
テレビやスマホの前で
声援を送っているファンの方々、
全員が感じていたと思います。
ある意味、通常のサヨナラ以上の、
とんでもないものを目撃できる期待に、
球場が割れんばかりの大歓声に
つつまれました。
そういった渦巻く期待のなかに
大和選手は集中して表情で
溶け込んでいました。
この時点で勝負ありでした。
大和選手が打ち返した瞬間、
立ち上がる観客とベンチの選手!
打球が抜けたのを確認して、
ガッツポーズをする大和選手!
そこからは、
球場がお祭り騒ぎ!
大和選手にかけよる笑顔の選手たち、
知り合いも、見知らぬ人も関係なく、
ハイタッチを繰り返すファンの方たち!
球場観戦をしていて、最高の瞬間です!!
大和選手、ありがとう!
好投の今永投手、
毎日好投のエスコバー投手、
ありがとう!
球場にきて、よかった。。。
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あの場面でしっかり結果を残す、
大和選手はもちろん、さすがです。
しかし、
球場にいて、確かに感じたのは、
累計100万人のファンの大歓声、
盛り上がり、
チャンステーマの大合唱、
それらすべてが、大和選手を後押しし、
サヨナラという結果を
もたらしたのだと思います。
以前と比べ、
チケットがとれなくて困ることもあるけど、
やっぱり、
満員のスタジアムは最高です。
球場が一体になった、
あの熱気を感じたく、
また今日も、
スタジアムに足を運びます。